2012年10月17日水曜日

秋山郷




信州の秘境と呼ばれる秋山郷へ行ってきました。以前何回も行きました日本のチロルと言われる遠山郷上村の下栗の里も大変な所でしたが、秋山郷も同様でした。昨年の地震で被害を受けた栄村と新潟県の津南町に点在する13集落の総称です。鳥甲山と苗場山の急峻な谷間にあり中津川渓谷沿いでした。越後塩沢の鈴木牧之が江戸時代に「北越雪譜」で世に初めて紹介されて知られるようになった地域です。天明の飢饉や疫病により秋山郷の由来になった大秋山集落など数集落が全滅するなど極貧の生活をしていたようです。今は、秘境ツアーなどのバスと何台も出会いました。温泉と秋の景色や昔の苦労の跡を石垣田の棚田など吊り橋とともに巡りました。大秋山集落跡は今は杉木立の中にひっそりと墓標が草に囲まれているだけでした。

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