昨年四月、小諸懐古園で満開のみごとな桜を堪能した折に頼んでおいた苗を受け取りに行きました。ついでに佐久市臼田にある竜岡五稜郭を見に行った。函館五稜郭は、タワーの上からその形がよく分かったが、臼田の五稜郭は城砦というより陣屋の雰囲気だった。宿は昨年同様布引温泉へ泊まった。宿からは雄大な浅間山連峰が部屋や露天風呂から望まれた。翌日、小諸駅前の停車場ガーデンで苗を受け取った。全国でソメイヨシノの寿命が問題になっていますが、懐古園でも大正に植えられ危機となっているそうです。そこで懐古園に3本有ったエドヒガンを母種とする長寿の小諸八重紅枝垂の保護と繁殖を始めたそうです。何十年後かには懐古園をはじめ小諸市一円に咲くことを目指して保存会が活動しています。家でも咲くのはいつのことか、枯れずに育ってほしいものです。
2011年3月17日木曜日
ジビエ活用事例研究会
やまなみ荘大ホールでジビエ(野生生物)料理の試食会があった。初めに松本事務所林務課の方から農林業への鳥獣被害の現状と対策についての講演がありました。その後諏訪地域の取り組みについて商工会議所の担当の方から経過と今後の計画のお話がありました。また、松本での取り組みについてのお話もありました。最後にジビエの試食会になりました。生坂村では有害獣を駆除したいことが一番で、ジビエは有効活用できればそれにこしたことはない。諏訪や松本では、食肉としての鹿の捕獲が目的で駆除ではありません。その辺りの取り組み方の違いが、結果としてどちらも有害獣の減少につながるものの、なんとなく感覚的には違和感があった。鹿肉を使った、「おからコロッケ」「味噌風味焼肉」「から揚げ」と「ボタン汁」の四品が生坂村の方々の工夫によって作られ試食した。みな好評であった。
2011年3月15日火曜日
2011年3月7日月曜日
春の雪
ここ二日ほどは暖かい日が続いていました。今朝の雪には驚かされました。すっかり雪が消えていたのに、また冬に逆戻りなのかと思いました。でもやはり3月でしょうか、夕方にはほぼ溶けていました。先週、文化財保護委員会がありました。各地域の文化財パトロールの結果報告に続き、旧北小学校跡に建設中の資料館に展示する物を確認するため現地に行った。資料館は外観はほぼ出来、内部の仕上げと外回りの工事をやっていた。その後、旧北保育園に保管されている昔の暮らしに関わる蒐集品の数々を見た。農作業に関する道具や暮らしに使われた品々など、現在では姿を消したものがほとんどでした。宮川先生や山越先生もどれもこれも貴重な物で、選別は難しいなと言われましたがそのとうりだと思いました。また、日を改めて作業をすることとなりました。
2011年2月24日木曜日
縄文のビーナス
長野県にはここ生坂村の八幡原遺跡をはじめ多くの縄文遺跡が有ります。以前から一度訪れたいと思っていた尖石遺跡へ行ってきました。茅野市にある尖石縄文考古館には、国宝土偶(縄文のビーナス)重要文化財土偶(仮面の女神)をはじめ数々の素晴らしい土器が展示してありました。しかも、撮影禁止が少なくそうした展示体制に感心しました。隣の富士見町の井戸尻考古館では、館内撮影禁止でしたから、余計に尖石の展示に好感を持ちました。今から五千年も前の古代人を想像すると、何かしらのびやかな当時の暮らしぶりが感じられる展示品の数々でした。その後、まだ雪の残る長野県を後に山梨県の石和温泉へ向かいました。野沢温泉と同じように毎年行っていますが、梅の花は盛りでしたが花桃は後一ヶ月ほどかかりそうでした。桃の花の頃にまた行こうと思っています。
2011年2月19日土曜日
狩猟免許試験
松本で狩猟免許試験があった。先週の11日に大雪の日であったがこの試験のための講習会があり参加した。まず、知識試験(90分)から始まった。が、親切な講習会のせいで5~6分で終わってしまったが15分経過しないと解答用紙を出せないので待って出した。その後、図を見て狩猟鳥獣と非狩猟鳥獣の判別、視力や聴力などの適性検査があり、午前の予定が終わった。午後、狩猟用具と禁止猟具の分別と猟具の架設で試験の終了でした。今回の受験者はわな猟70名、猟銃とわな30名ほどの約100名でした。結果は、生坂村の10名ほどを含め全員合格でした。受験者のほとんどは、狩猟を楽しむのでなく有害鳥獣に悩まされている方々でした。それほど長野県では、農林業に被害が出ているということでしょう。野生動物と人間が共存できることが一番望ましいことですが、現実はそうでは有りません。山林や耕地の荒廃が野生と人間との境を分からなくしているといわれています。中山間地の農業の将来は?そんなことを考えてながら狩猟免許を受けた。
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