2011年3月17日木曜日

ジビエ活用事例研究会











やまなみ荘大ホールでジビエ(野生生物)料理の試食会があった。初めに松本事務所林務課の方から農林業への鳥獣被害の現状と対策についての講演がありました。その後諏訪地域の取り組みについて商工会議所の担当の方から経過と今後の計画のお話がありました。また、松本での取り組みについてのお話もありました。最後にジビエの試食会になりました。生坂村では有害獣を駆除したいことが一番で、ジビエは有効活用できればそれにこしたことはない。諏訪や松本では、食肉としての鹿の捕獲が目的で駆除ではありません。その辺りの取り組み方の違いが、結果としてどちらも有害獣の減少につながるものの、なんとなく感覚的には違和感があった。鹿肉を使った、「おからコロッケ」「味噌風味焼肉」「から揚げ」と「ボタン汁」の四品が生坂村の方々の工夫によって作られ試食した。みな好評であった。

2011年3月15日火曜日

元気塾




東北関東大震災や原発事故など皆大変心配しています。村でも備蓄物資を被災地に送ったり募金活動が始まりました。今日は高齢者センターで上生坂の一部の方を対象にした元気塾がありました。おじさま倶楽部が昨年万平で栽培したソバをお年寄りに食べていただこうと計画したものです。滝澤さん高野さんが1k打ちで3k用意しました。私の技量では無理ですので、ソバ粉や強力粉、水などの量を計ったりソバを茹でるため大なべの用意などをしていました。お昼に打ちたて・茹で立てのソバを用意できおいしかったとのお礼の言葉をいただきました。8日から29日まで計7回こうしたソバの提供がおじさま倶楽部の努力で続きます。

2011年3月7日月曜日

春の雪


ここ二日ほどは暖かい日が続いていました。今朝の雪には驚かされました。すっかり雪が消えていたのに、また冬に逆戻りなのかと思いました。でもやはり3月でしょうか、夕方にはほぼ溶けていました。先週、文化財保護委員会がありました。各地域の文化財パトロールの結果報告に続き、旧北小学校跡に建設中の資料館に展示する物を確認するため現地に行った。資料館は外観はほぼ出来、内部の仕上げと外回りの工事をやっていた。その後、旧北保育園に保管されている昔の暮らしに関わる蒐集品の数々を見た。農作業に関する道具や暮らしに使われた品々など、現在では姿を消したものがほとんどでした。宮川先生や山越先生もどれもこれも貴重な物で、選別は難しいなと言われましたがそのとうりだと思いました。また、日を改めて作業をすることとなりました。

2011年2月24日木曜日

縄文のビーナス







長野県にはここ生坂村の八幡原遺跡をはじめ多くの縄文遺跡が有ります。以前から一度訪れたいと思っていた尖石遺跡へ行ってきました。茅野市にある尖石縄文考古館には、国宝土偶(縄文のビーナス)重要文化財土偶(仮面の女神)をはじめ数々の素晴らしい土器が展示してありました。しかも、撮影禁止が少なくそうした展示体制に感心しました。隣の富士見町の井戸尻考古館では、館内撮影禁止でしたから、余計に尖石の展示に好感を持ちました。今から五千年も前の古代人を想像すると、何かしらのびやかな当時の暮らしぶりが感じられる展示品の数々でした。その後、まだ雪の残る長野県を後に山梨県の石和温泉へ向かいました。野沢温泉と同じように毎年行っていますが、梅の花は盛りでしたが花桃は後一ヶ月ほどかかりそうでした。桃の花の頃にまた行こうと思っています。

2011年2月19日土曜日

狩猟免許試験




松本で狩猟免許試験があった。先週の11日に大雪の日であったがこの試験のための講習会があり参加した。まず、知識試験(90分)から始まった。が、親切な講習会のせいで5~6分で終わってしまったが15分経過しないと解答用紙を出せないので待って出した。その後、図を見て狩猟鳥獣と非狩猟鳥獣の判別、視力や聴力などの適性検査があり、午前の予定が終わった。午後、狩猟用具と禁止猟具の分別と猟具の架設で試験の終了でした。今回の受験者はわな猟70名、猟銃とわな30名ほどの約100名でした。結果は、生坂村の10名ほどを含め全員合格でした。受験者のほとんどは、狩猟を楽しむのでなく有害鳥獣に悩まされている方々でした。それほど長野県では、農林業に被害が出ているということでしょう。野生動物と人間が共存できることが一番望ましいことですが、現実はそうでは有りません。山林や耕地の荒廃が野生と人間との境を分からなくしているといわれています。中山間地の農業の将来は?そんなことを考えてながら狩猟免許を受けた。

2011年2月12日土曜日

春の予感




今年は例年に比べて降雪量が少ない年でしたが、気温が低く1月の中頃に降った雪がやっと消えたら降りました。朝は数センチの雪でしたが、夕方にはほぼ溶けていました。この冬は、雪かきはしませんでしたが、とにかく低温の毎日でした。2月になって急に暖かくなりましたが、今週は冬に戻りました。でも、梅の木の根元に福寿草が咲いていました。全く昨日までは気がつきませんでした。やはり、春は近づいているようです。

2011年1月21日金曜日

津軽の地吹雪











新幹線が青森まで開通したので行ってきました。石川さゆりさんの津軽海峡冬景色の歌詞のとおり青森駅は雪でしたが、浅虫温泉では物凄い地吹雪でした。体が吹き飛ばされそうな強い風と雪で聞きしに勝る自然の威力でした。これが世に知られている津軽の地吹雪だとしっかり体験できました。以前三重県の大台ケ原に豪雨の体験施設があり、地元の人がよそとは雨の質が違うと言っていたのを思い出しました。青森の吹雪も確かによそのとは質が違うと思いました。でも、地元の人は春が来ることが分かっているから耐えられると明るく話していました。宿の窓の外には1mぐらいのツララがありました。食べ物は大間のまぐろやホタテなどはもちろんいろいろな海産物や野菜も充実していました。青森でb級グルメの味噌カレー牛乳ラーメンも食べてみました。冬の青森もなかなかのものでした。